Q&A(質疑応答)対策

質疑応答で心配なのは「予想外な質問」が来ることでしょう。

 

しっかり準備することで、「予想外の質問」を「想定内の質問」にすることができます。

そのために、しておくべきことは。

 

・自分の研究の弱点を知る

研究の弱点をまず自分でしっかり洗い出し、それに対する答えを用意しておく。

 

・いろんな人の前で発表練習

いろんな人の前で発表練習し、聞いてもらった人に多くの質問を上げてもらう。

いろんな人としては、ラボの人だけでなく、ラボ内ではないけれどその分野のことを知っている人、その分野に詳しくはないけれど研究をしている人、など。

いろんなバックグラウンドを持った人の前でプレゼンすることで、「予想外の質問」を経験することができます。

※大事なのはラボの人の前だけで練習をしないこと。ラボの人はあなたの研究のことを知りすぎているため、研究の前提に関する質問が抜け落ちがち。

 

・座長の研究内容を把握する

学会では座長の先生からの質問もままあります。その際の質問は、多くはその先生の研究内容に関連付けるような質問です。

よく知らない座長の先生だった場合には、Pubmedで検索するなどして、その座長の先生の研究テーマ・研究のキーワードを確認し、そのテーマに関連した質問も想定しておきましょう。

 

・同じセッション内の抄録もチェック

「前の演題では○○といった現象が見られていましたが、あなたの実験系ではどうだったでしょうか?」みたいな、前の演題の続きでの「流れ弾」的質問もありがちです。同じセッション内の前後の抄録をチェックして、それらに関連した質問も想定しておきましょう。

 

 

 

上記のような対策を練っておいても、「予想外の質問」がやってくるかもしれません。

大事なことは、分からないときにははっきりと「分からない」と言うことです。

あなたの研究に一番精通しているあなた自身が分からないならば、その時は自信をもって「分からない」と言っていいんです。科学なんて分からないことだらけです。分からないことは恥でも何でもない。

最悪なのは、分からないことを下手にごまかそうとすること。聴衆には簡単にばれて、「不誠実」な印象を与えるだけです。

 

質問が聞き取れなかったとき、わかったふりをして適当にしゃべるのではなく、これもはっきりと「聞き取れなかった」といいましょう。

 

何度聞き返しても聞き取れない、もしくは質問の意図が分からないときもあるかもしれません。

そんな時は座長の先生が(ちょっと苦笑いを浮かべながら)「後ほど個人的にやり取りをしてください」みないな感じで打ち切ってくれます。

 

何も言わずにフリーズするのだけは避けましょう。フリーズしちゃうと座長の先生もどう助け舟を出したらいいか困ってしまいます。

 

 

 

Q&Aセッションでの非常に重要なこと、まず結論から答えましょう

Yes, No quesitonに対しては、まずYes もしくはNoとあなたのスタンスをはっきり伝えたうえで、その理由を述べましょう。

Yes、Noを伝えずに長々を理由をしゃべっていると、答えをはぐらかしているように受け取られ、これまた「不誠実」な印象を与えてしまいます。