英語をどうする?(国際学会)

ここではプレゼンのスライドに書く英文について触れます。

(英語のスピーキングについては「発表で使える英語表現」を参照してください。)

 

 

プレゼンのスライドにはelegantな英語を書く必要はありません。

関係代名詞をやたら使ったりして文章が長くなると聴衆には分かりにくくなります。時間制限のあるプレゼンでは意識してシンプルな構文で英語を書きましょう。

 

ただし、最低限、英語として成り立つように英語の文法事項は守りましょう。

 

パワーポイントには英文の自動チェック機能があります。文法事項に怪しいところがあったら文章の下に波線で注意を促してくれます。その波線は無視せずにちゃんとチェックしましょう。

 

またパワーポイントには、”Review"→"Spelling and Grammar" のスペル・文法チェック機能があります。必ずチェックを。

 

 

よくある英語の間違い

(基本的なことなんですが、それなりに英語ができる人でも見直しが不十分なのか結構間違えてます。)

 

・三単現のs

 3人称、単数形、現在形では忘れずに"s"

 "This result shows that ......"

 

・指示代名詞 複数、単数に応じて名詞・動詞の一致

 ”These factor induce ...."

 因子が複数なら "These factors induce ....."

 因子が単数なら ”This factor induces ......"

 ※名詞が可算名詞が不可名詞かはっきりしなければちゃんと辞書で調べましょう。

 

 

・共起表現/コロケーションを意識する

 共起表現とは、ある単語と単語の”よく使われる組み合わせ、自然な語のつながり”のことで、「コロケーション(collocation)」とも言われます。

 自然な英文を書くためには共起表現/コロケーションを意識することが大事です。

具体例、 

「このメカニズムは~において重要な役割を果たしている」という文を書く際、「役割」に当たる単語"role"はすぐの思いつくことでしょう。問題はこの"role"をどういった動詞、前置詞と一緒に用いるかどうか。

 roleは一般的に"play"また"in"と一緒に用いられ、"This mechanism plays an important role in ...." という風に使われます。

  こういった単語ごとの共起表現は、オンライン辞書のライフサイエンス辞書 (LSD)で確認できます。試しに"role"を入力して、「共起表現」の検索をしてください。roleを使った英文一覧が出てきます。「集計値をみる」で前後のどういった単語と一緒に用いられるかが分かります。実際の例文を確認してみて、あなたが使いたい表現があれば、その表現を拝借しましょう。

 

 

・略語はフルスペル

 略語を使うときは初めて出てきたときにフルスペルを書きましょう。

 ラボだけで通用する略語を説明なく使うことは絶対にしない!

 

 

・発音が分からない単語はかならず辞書でチェック

 電子辞書、オンラインの辞書で発音を確認しておきましょう。

  Weblio

  THE FREE DICTIONARY ※アメリカ英語、イギリス英語の両方の発音が確認できる

 

 カタカナ英語が実際の英語と違うことはよくあります。

 例えば、チロシン(Tyrosin)は"タイロシン"。キシレン(Xylene)は”ザイリーン”です。